私は現在のフェラーリのデザインが嫌いです。あれじゃあ、まるでМ岡自動車のチンピラがデザインしたスーパーカーじゃないですか。たしかにボディが赤くて跳ね馬のエンブレムがあればフェラーリ見えてしまう。しかし、かつてのフェラーリのデザインはそうではなかった。アイコンがなくてもフェラーリだった。現在ピニンファリーナのデザインチーフは日本人だそうですね。私は日本人だから良くないと言っているわけではありません。ただ、「デザインのためのデザインは美しくない。」それをチーフデザイナーにわかっていただきたい。あなたのデザインしたクルマに、もしフェラーリのエンブレムが付いなかったら、それは魅力的なデザインですか?もっと洗練されなければいけないのじゃありませんか?そう言いたい。
1988年エンツォが亡くなった。最後のフェラーリはF40であった。それ以後、デザインの破綻が始まる。私が好きなのは330P4、250GTO、250LM、365デイトーナ、(厳密にはフェラーリではないがDINO)、328、F40ということになる。特にピニン時代のフィオラバンティのデザインが好きだ。http://www.fioravanti.it/
本日の体重61.5キロ。
オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光