2016年10月16日日曜日

零余子飯(むかごめし)




私のお気に入りの土手がある。石神井川と多摩湖自転車道路の交差する位置にある「馬の背」と呼ばれている場所だ。


ここは私のジョギングコースのハイライトとなっている。ジョギングとは言ってもまあ散歩のようなものだから道端に色々なものを見つけたりする。季節によって、ここには可憐なボケも咲くし、野蒜もすいっと伸びるし、美味しくて指先が紫色に染まる桑の実がなるし、鮮やかなカラスウリも見られる。


そうして、今日は零余子を発見した。ということは頑張って足元を掘れば貴重な自然薯が手に入るかもしれないのだが、今日のところは零余子を3人家族でひとり3粒ずつという計算に基づき9粒だけお土産にさせていただいた。


今晩は玄米の零余子飯。
「むかごめし」は秋の季語となっているらしい。
季語って、素敵な文化だなあ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光