2010年3月15日月曜日

浅草とコニーアイランド





ホワイトデーの日曜日、母が浅草のレストラン大宮のハンバーグが食べたいと言うので5歳の息子と3人で出かけました。
ところが、大宮には7歳未満の子供は入れないというので、近くのヨシカミへ。ハンバーグとタンシチューとハヤシライスを注文。テーブルに並んでみると全部同じに見えてしまいました。同じドミグラスソースがベースですから当然ですね。食事の後、東西めぐりんバスで浅草周りを一周し、助六で小玩具を見て、浅草寺にお参りし、梅園でクリームソーダを飲みました。人形焼の手焼き実演をガラス越しに息子は10分以上も飽きずにず~っと見ていました。店頭に並ぶ袋ではなく実演で焼いているその焼きたてを指定して買い求めました。息子も満面の笑みで熱々の人形焼を頬張っておりました。何とも、のんびりとした、いつもと大して変わりばえのしない浅草での休日。ただ、母が銀座線で席を譲ってもらったそのやりとりがあまりに自然だったので、母も年を取ったのだなあと改めて考えさせられました。
私の最近見た映画に『ザ・ムーン』と『クローバーフィールド』があります。この二つを見て思ったことは同じでした。月を歩いた元宇宙飛行士がこのようなこと言うシーンがあります。「月に立って親指を立てるとその親指の先に地球は隠れてしまう。我々は毎日不平不満ばかり言う。家庭のこと、仕事のこと、渋滞のこと・・・。自分たちはエデンの園にいるというのに。」また、『クローバーフィールド』では主人公がコニーアイランドで過ごすシーンがあります。そして言います。「いい1日だ。」この映画、見ましたか?
さあ明日。明日も良い日でありますように。少しぐらいのストレスは月から美しい地球を眺めた宇宙飛行士にならって解消してしまいましょう。たとえどんなに大きな悩みを抱えていようと、そう、我々は奇跡的な幸福の中にいるのですから。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光