2016年11月26日土曜日

紀の川柿



この季節は柿を沢山並べておくと幸せなのです。

色々な種類の柿
減ってくると心配になったりします。 


妻の友人の手作り干し柿

何しろ柿が好きなもので。

紀の川柿

今年一番の収穫は「紀の川柿」を知ったこと。青山のファーマーズマーケットで断面を見て興味を持ったことがきっかけ。外見だけでは中身が真っ黒なのは分かりません。紀の川柿は、実は品種の名前ではなく平核無柿を木に成ったまま脱渋する方法で栽培したものなんだって!驚き。平核無柿がまだ青いうちに、固形アルコールを入れたビニール袋を果実一つ一つに被せ、20~22時間。その後、袋の底を切って開け、完熟するまでそのままビニールを被せたままにしておく!   

うちで使っているお気に入りのお抹茶の棗は黒柿製。柿の木が数百年の樹齢を重ね古木になると、希に心材に墨で書いた様に 黒い紋様が入るものがあります。私はもしかしたらこの黒柿と関係があって「紀の川柿」は高級なのかと想像していたのですが、それは間違いなのですね。少しお高いのは栽培時の手間のせいということ。

元は何でもなくても、愛をもって接し、手間を惜しまず、時間をかければ、こんなにも人々を魅了する逸材に大変身する。世の中にはそんなものがある。粘り強く参りましょう。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光



2016年10月16日日曜日

零余子飯(むかごめし)




私のお気に入りの土手がある。石神井川と多摩湖自転車道路の交差する位置にある「馬の背」と呼ばれている場所だ。


ここは私のジョギングコースのハイライトとなっている。ジョギングとは言ってもまあ散歩のようなものだから道端に色々なものを見つけたりする。季節によって、ここには可憐なボケも咲くし、野蒜もすいっと伸びるし、美味しくて指先が紫色に染まる桑の実がなるし、鮮やかなカラスウリも見られる。


そうして、今日は零余子を発見した。ということは頑張って足元を掘れば貴重な自然薯が手に入るかもしれないのだが、今日のところは零余子を3人家族でひとり3粒ずつという計算に基づき9粒だけお土産にさせていただいた。


今晩は玄米の零余子飯。
「むかごめし」は秋の季語となっているらしい。
季語って、素敵な文化だなあ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光 

2016年9月4日日曜日

うなぎ三昧の七日間

深夜ラジオのDJさんが『僕は鰻が一番好きな食べ物なんだ。鰻好きが集まると必ず何処の鰻が一番美味いのかという話題になるんだよ・・・』と語っていた。

その通りだ!何処の鰻がうまいのか検証をしなくては!
と思い立った。
それで、今週はとにかく打ち合わせや何やで鰻を食ったという訳。

8月29日(月曜日)、関内の『わかな』で鰻を食う。
子供の頃、うちでは鰻屋と言えば『わ・の・ふ』だった。子供には『わかな』って読めませんよ。此処のはとにかく飯。多すぎるけれど、だからこその美味さなんだろうな、きっと。最後まで火傷する程に熱々の飯。飯粒がはっきりしていてぴかぴかして。『わかな』の美味さは飯に尽きる。
今見てもやっぱり『わのふ』だなあ。
とにかく「飯」。


8月30日(火曜日)、銀座の『野田岩』で鰻を食う。
あのね、此処の蒲焼きはそんなに好きじゃないの。濡れた段ボールみたいだから。此処は何といっても白焼き。此処で白焼きを食ってから他所では食べられなくなっちゃったなあ。白焼き丼、美味いっすよ。私にはタレが多いので減らしてもらうけどね。どうでも良いですが、正式には『志ら焼丼』って書きます。『野田岩』の凄さは白焼きにこそ出る。
『志ら焼丼』写真撮り忘れました。

8月31日(水曜日)、銀座の『ひょうたん屋 6丁目店』で鰻を食う。
京橋で仕事していた時は現在のじゃなくて移転前の1丁目のひょうたん屋 にお世話になっていました。飯が研ぎ過ぎで割れていたけど、それも珍しくて好きだったなあ。蒸さずに焼くから歯ごたえが良くて脂も強い。うなぎの脂を味わいたいのなら『ひょうたん屋』でしょう。
強い焼き。強い脂。

9月1日(木曜日)、田無の『坂平』で鰻を食う。
私の地元じゃ此処。今回は白焼きとご飯にしました。う〜ん、でも、白焼きは甘辛のタレに頼れませんから焼きで香ばしさを引き出すのは確かに難しい。多くのお店は別に其処を目指していないのだろうな、きっと。私の場合は普通のうな重にしておけば良かったかもしれません。田無で鰻を食べるのなら『坂平』 。古い『カーグラフィック・マガジン』もズラリと揃っていますよ。

9月2日(金曜日)、神田『きくかわ』で鰻を食う。
正統派のうなぎ屋。美味かったし、気に入らない点も無し。ただ、尾の部位を綺麗に折り返しているあれはすでに売り切れ。この店ではやはりあれを見たいですよね?豪快なうな重を食べるのなら『きくかわ』でしょう。


9月3日(土曜日)、南千住『尾花』で鰻を食う。
うざくに浮かぶ鰻の脂ととろりとした酢の甘さ、菊の香り、これに熱燗で幸せになれますなあ。
しばらく待ち白焼き。食通からここの白焼きは絶賛されています。私からすると身の厚さは印象的ですが、そうですね、確かに魚臭さは無いし、ふっくらしているけれど、焼きの香ばしさが物足りないんだよねえ。
程なく届くうな重の蓋は取らずに蒸しておきましょう。白焼きをゆっくりつまんだらお腹もある程度満たされていますが、此処のうな重はぺろりといけますよ。鰻がトロトロなんですね。それが証拠に串打跡が多いんですよ。おそらくこうしないと身が崩れてしまうのでしょうね。例えが悪いけれど、これ、カレーライスみたいだなあ。カレーライスは飲み物だってどこかのタレントが言ってましたけれど。此処のうな重、それ位鰻がトロトロなんですよ。噛まずに飲めちゃう。そんな鰻がお好きな方は是非どうぞ。
至福のうざく

カレーライスみたいなうな重

 9月4日(日曜日)、三鷹の持ち帰り専門『豊駒』の鰻を自宅で食う。
10時30分に到着。一番乗りだ。店の前を箒で清める親父さんにまずはご挨拶。目の前の桜並木が市に乱暴に伐採された事を残念がっていらした。11時の開店前におじさま4人が並んだ。ぶつかり合う金属音が心地よい備長炭で鰻が焼かれるのを見るのも楽しい。一度に5串焼きあがった最初の「極上ランク」を家族分買求め、冷めないように紙の手提げをそのままバスタオルに包んでからさらにバッグに仕舞う。帰り道、宮田酒店で鳳凰美田純米吟醸を入手。柳庵初瀬川の菱形重と虎渓山水月窯の器を出し、炊きたてのご飯、胡瓜の酢の物でこの上ない昼食に。豊駒の鰻はふわりとろりで文句無し。持ち帰りなら豊駒で間違いありませんぞ。ただ、温かいうちにすぐ食べてくださいよ。


今週の7日間、毎日鰻を食った。
味わった。探求した。考えた。
そこで分かった自分なりの鰻の好み。
まず、素焼きの後、蒸して出来るだけ柔らかく。
でも、脂を落とし切ってはだめなんだ。
そして、焼き。これは火で焼くんじゃないよ。身に残った脂に熱を入れて、その脂を身に回すんだよ。そのわずかな脂でじっくりと実は揚げ焼きするのさ。
タレの醤油と砂糖を焦がすだけじゃだめだよ。表面だけじゃだめなのさ。
そう、中からじっくり。お願いしますね。

それから、誰かこんな私の好みに合いそうなお店知ってたら教えてくださいね。

気付けば夏が終わろうとしている。
鰻の夏が終わる・・・。

でもね、本当は美味いのはむしろこれからですよ。
平賀源内のマーケティング以前は夏の鰻は不味いとされていたのですから。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2016年8月21日日曜日

とってもクリーミーなアイス・カフェオレの淹れ方

家のアイス・カフェオレをご覧ください。
どうやったらこんなにクリーミーに出来るのでしょうか?

『こんな方法があるんだ!』というやり方です。
いえいえ、スチームは使いませんよ。


 


答えは・・・コーヒープレスを使うんです。


私のお気に入りは・・・。
コーヒープレスにエスプレッソを落とします。
蜂蜜を入れコーヒープレスごと揺らして完全に溶かします。
氷をひとかけら入れてステアし、冷えたのを確認。
少しでも氷が残っていたらすぐに氷を捨て、たっぷりの牛乳を入れます。
あとで空気を含んで膨らみますから、その分少なめに入れましょう。
コーヒープレスの摘みを大きく50回程上下に動かして肌理細かい泡を作ってみてください。動きが重くなってくるまでしっかり泡立てると美味しいです。 
たっぷりとグラスに注いだ後、表面にココアを茶こしで軽く振るってもよし。

是非お試しあれ。

 オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光



2016年7月10日日曜日

息子にカブトムシを見せる!

昨夜。

街灯の下でカブトムシを見つけた。
(おっ、オスじゃか!)
背中のつのを摘めば良いのだから楽チン。
(良し、ゲットしたぞ。メスよりも持ちやすくて助かるなあ。)
メスは意外と持つのが痛くて持ち帰るのが厄介なんだよね。
(いやあ、早く息子に見せたいなあ。)
(あ、でも、もう寝ているかなあ?)
(起きていたとしても、あいつはかなりのビビリだからなあ。)
(どんな顔するかなあ。)
エヘヘ。


翌朝。

私「おい、その虫かご見てみ。」(何しろカブトのオスだぜ〜)

息子「何か居るの?」(恐る恐る)

私「居るんだな〜。これが!」(早く見つけて喜べよ〜)

息子「居ないよ〜。」(ノロノロ)

私 「ほら、この影を覗いてみ。」(ほらほらカブトムシのオスなんだからさあ)

息子「うわ〜焦った〜。タランチュラかと思った〜。」(やったーカブトだ〜とか言えよ〜)

私「動かないな〜。」(指でカブトムシをツンツン。ちょっとは動いて息子を喜ばせてくれや〜)

息子「夜行性なんだよ。かわいそうだから寝かせてあげなよ。じゃあね。」

私「そうか・・・」(あれ、もう見ないの?もっと喜ぶかと思ったのに。まあ、お兄さんになったという事なのかな?)

今朝は私の方が子供じみているのではと思ってしまった「とほほな朝」だったのでした。

カブトムシには昨夜私が砂糖漬けのトマトを、今日は息子がメロンをあげました。

さて、カブトムシは今夜私が自然に返して来ましょう。息子にもそう話しました。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光




 












2016年4月30日土曜日

スネーク・フルーツ


これ、ずっと食べたかったんですよね。
15年以上前に、京都の京野菜専門店の店頭で初めて見たのですが、ディスプレイなので売り物ではないと言われ買えなかった果物。
海外旅行の度に探すものの見た事がなかった。
今回初めてタイ産の『サラ』という果物だということが分かりました。(タイでも見つからなかったのにね)
この仲間は英語ではスネーク・フルーツというらしい。
私ならリザード・フルーツと名付けるかな。私は学生時代からリザードの革の艶が好きでして、腕時計のストラップや財布やローファーを所有していました。

触った時にかぶれて痒くなったのかと勘違いしましたが、皮に細かい刺がありそれらの仕業でした。気をつけた方が良さそうです。中身は薄い橙色、種はビワっぽいが周りの果肉はつるりとは取れない。食べてみると今ひとつジューシーな感じも足りない。味も、まあ、大した事はありません。ビワ2とパイナップル1を足して、薄い分4で割った味です。お酒の様なセメダインの様な香りとブログに書く人もいらっしゃるので、追熟すると良いのかもしれませんね。残りの3つは暫くとって置くこととしましょうか。

私は食べた事のない物に出会う事に喜びを感じるタイプ。食わず嫌いとは対極にありますね。今回、私が見つけるや否や買おうとすると、お店の方に「チャレンジングですね・・・。」と言われちゃいました。

でも、売るべき立場の人がこの台詞って、有りなの?


※一週間程経ってから食べてみました。ちょっとアルコールの香りがして美味しくなったと思います。硬い皮の中に2つの実が極薄い皮に包まれており密着している様子はドリアンも思い出す物でした。産地で食べるとまた違うのだろうと思います。
オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2016年4月29日金曜日

我が家の竹の子ご飯



息子と近所でたけのこ掘りをして、ふたりで皮を剥いて。




朝は、竹の子ご飯。

私にとっては微かなほろ苦さと香りがご馳走。
息子は「青臭い」と小さく文句を言いながら頬張る。見つけて掘る方が楽しいのだ。


別の日には別の種類の竹の子が採れたりします。


 オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

 

2016年4月16日土曜日

石楠花の思い出 ぎおん徳屋原宿店




ぎおん徳屋原宿店でパフェをいただいた。
抹茶アイスに抹茶がひとつまみ乗っている。
おしぼりに着いた杉の木の匂が心地よい。
こうしたところが素敵だ。




帰りに原宿で石楠花を見つけた。
叔父が経営していた会員制ゴルフ場+ホテルを思い出す。
石楠花はこの会員制リゾートのシンボルマークだったのだ。

老舗旅館の東府屋、今では東府やResort&Spa-Izuの前の道をずっと登った終点に叔父のコンセプトで建てられたホテルがあった。
吹き抜けのロビーフロアに市松模様に敷き詰めた白と黒の大理石はイタリヤの現地で叔父が選んだものだった。
いつもクラシックカーのベントレーが停まっていた贅を尽くしたホテルの車寄せへ続くアプローチはトヨタ・クラウンのテレビCMにも使われた。
タモリも会員名簿に名を連ねたゴルフ場ではあの頃熱々ぶりが知れ渡っていた小柳ルミ子夫婦が私たちの前の組で幸せを謳歌するようにはしゃいでいた。18ホールずっと彼らの幸せそうな笑い声を聞いていてうんざりしながらも何となくこちらも幸せな気分だった。




あの頃、今思えばバブルのはじける直前だった。
叔父はフランスで古城を手に入れここもホテル+ゴルフ場にしていたが 日本のバブル崩壊とともにどちらも失うこととなった。

有言実行の人、冒険心に溢れ豪快な人物で私の憧れだった叔父は2年前幸せなままこの世を去った。
石楠花を見ると私は贅沢だった「時代の気分」を思い出し、ここでは書かないが、叔父の武勇伝の数々も思い出すのだ。

 オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光









2016年3月21日月曜日

天然アサリ飯



私の好物。それは、岩場で採った天然アサリの炊き込みご飯。
生姜と日本酒、ほんの少しの醤油で風味をつけて炊き込むだけ。
この時期はまだ海水も冷たくてアサリの身も小さいけれど炊きたてのアサリ飯は味も香りも最高だった。
潮干狩りと同時に釣ったアイナメ、ハゼ、銀宝を卓上天ぷらにした。
他に、スーパーで求めた白魚、ふきのとう、山独活の芽、蓮、にんじん、竹輪とネギのかき揚げ、羊羹、バナナを揚げた。
奴と桜の名前のついた吟醸を合わせ、言うことなしの「春の晩餐」となりました。
ご馳走様でした。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光



2016年3月5日土曜日

中田屋 きんつば さくら







此処ん家のはこの時期のお菓子によくあるタイプのべったりしたピンクの桜あんではありません。
あしらわれた押し花の様に愛らしい桜の花の塩漬けも他所のように目が覚める程塩っぱくありません。
わざとらしいのも塩っぱいのも私の好みではありません。
此処のは良いですね、上品で。
ほんのりと纏められた春の味付けですが、充分柔らかな桜色の余韻に浸れます。
ご馳走様でした。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2016年2月14日日曜日

バレンタインデー

和光(ショコラ・フレ)
ロイズ(ミルクチョコ、くるみとマシュマロ入り)
自家製(オレンジサークルとピール、レモンピール)
チョコレートフォンデュ(ビターチョコ、あまおう、バナナ、マシュマロ)











ホテルオークラ(えっ?八海山入り?)




おかげさまで、今年も色々なチョコレートを楽しみました。ありがとうございます。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光


 



2016年2月11日木曜日

たこ焼きプレートは楽しいですね


最近のホットプレートはたこ焼きプレートがついていたりして、これが結構面白いんですね。たこ焼きの生地だけでなく、ホットケーキやクレープの生地も用意すると同時に色々なものが作れますぞ。

定番の「たこ焼き」以外に、「たこのアヒージョ」、丸い「あんこ入りホットケーキ」、プレートの平らな隅で「あんこ巻き」や「クリームチーズとスモークサーモンのクレープ巻き」なども。
丸い「あんこ入りホットケーキ」は、ホットケーキミックスの皮の中心にたっぷりのあんこを入れて、表面がカリッカリになるまで焼くといけますな。
意外に美味しいのは、たこ焼きの生地に潜らせた「千切りキャベツ」を丸く焼いたもの。回りは香ばしく焼け、中は蒸されしっとりと甘い。これに花かつおと創味のおろしポン酢!

でも、本当は味よりも何よりも実は丸く焼くプロセスが楽しいんですよね!

「キャベツ焼き」と「あんこ入りホットケーキ」















オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光


2016年2月7日日曜日

雪の金沢へ 加賀会席『杉の井』



この時期はどの雑誌も雪のグルメ特集ばかり。
う〜ん、居ても立っても居られず、この週末は家族で金沢へ。

まずはまっすぐ加賀会席『杉の井』へ。雪つりの庭を眺めながら、蟹真薯やら、蟹酢やら、治部煮やら、うなぎの加賀レンコン蒸しやら・・・。



























『いたる本店』で、のどぐろ塩焼きやら、日本酒に漬け込んだ香箱ガニやら、ほたるいかの沖漬けやら、寒ブリやら、白子やら・・・。



近江町市場『いきいき亭』でガス海老やら、のどぐろの炙りやら、がんどやら、甘エビやら、赤烏賊やら・・・。
川木商店で生牡蠣やら・・・。
立ち食いにて青い子を抱えた牡丹海老の踊りやら・・・。

















最後は『清商店』でブルーのタグ付き、活けの加能ガニを二杯買って帰り、
自ら捌き、刺身、焼きガニ、鍋、雑炊!

食った、食ってやった、この二日間で冬の金沢を食べ切ったぞ。



そう、私は誘惑に弱い。
雑誌の記事にこうも簡単に踊らされてしまうのだった。


雑誌の読者皆さまがこんな風に広告情報に簡単に踊ってくれましたら、もう少し我々広告会社も楽なのですが。
さあ、また明日から仕事に打ち込みましょう!

P.S. 旅行を振り返り、美味に満足した私が小学生の息子に「何が一番だった?」と訊ねたら「雪合戦!」と返されました。子供メニューは頼まないで大人と同じものを食べてるんだけどなあ。「これからは、もっと遊んでやろう」と心に決めましたよ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光






2016年1月18日月曜日

ガブリチュウ「宇宙味」


息子とのジョギングの途中で約束の駄菓子屋へ立ち寄り
そこで見つけてしまったのがコレ。
「ガブリチュウ 宇宙味」。
気になる。
息子は気にしていないけれど、自分が気になって仕方ない。
「宇宙味」ってどんな味なんだろう?
それがどうしても知りたくて
「今日はこれで良い?」って息子に相談して買いました。




「宇宙味」とは「う・ち・ゆ・う」の4つのフレーバーが入った味というのがオチ。
温州みかん、チェリー、柚子、梅のことだそうで、
組み合わさると「グレープフルーツの様な味」でした。

Attention、
Interest、
Desire、
Memory、
そして、Action。

購買というアクションを実際に起こさせたデザインとネーミング。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光





2016年1月11日月曜日

我が家のオックステールのシチューとフランス料理店「牡丹亭」


今夜、我が家ではオックステールのシチューをいただきました。2006年のボルドー・シューペリュールにはキャセロールにもグラスにも入ってもらいました。1本買いのテールはルクルーゼでばらけてしまう直前まで煮込んだのでフォークで触るとホロリと崩れ、口に運べばゼラチンたっぷりの肉がトロリと溶けます。結構美味しく出来ましたよ。ご馳走様でした。胃炎の薬ですか?ええ、もちろん飲みました。

我が家のオックステールのシチュー

そうそう。私の父は味にうるさい人でした。僕の舌を鍛えたのは間違いなく父ですね。その父がオックステール・シチューなら此処、というのが荻窪にあった「牡丹亭」でした。俳優の金子信雄氏がオーナーのフランス料理店で、僕のオックステール・シチューの味の基準になった店です。いつも店の近くの坂道に路上駐車して、帰りは父の飲酒運転でした。今じゃあり得ないことですね。因に僕は金子信雄氏は好きではなかったので、味は良いのだけれど、そこだけは何となく嫌だったことを憶えています。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2016年1月9日土曜日

『萎縮性胃炎』



実は、昨年末12月29日に上部内視鏡検査(胃カメラ)の結果『萎縮性胃炎』と診断されました。1月9日現在も一日3回、薬を服用中です。心配事に頭が行くと胃が痛むのです。食後も痛みます。医師によると食後に痛むのは胃壁がかなり荒れているから食べ物がこすれて痛くなるのだそうです。薬を服用すると痛みは割とすぐに落ちつきます。検査直後のお正月にも随分と胃には負担をかけましたが薬のおかげで然程苦しまずに済んでおります。

胃炎になった原因ですが、決してその方の責任だと申している訳ではありませんが、思い当たるのは「ある方の救急搬送」です。 11月22日、大変お世話になっている脚本家先生の側近の方から電話があり、先生が移動先で倒れ、都内病院へ救急搬送、集中治療室にて「大動脈解離」と診断されたというのです。「この24時間が山」と電話口で言われ、あまりのショックで体がガクガクと震えました。その後、自分なりにこの「大動脈解離」を調べたところ非常に恐ろしい疾患で、調べれば調べる程心配が募りました。二週間というその後の予後に大変重要な期間も無事通過なさいましたが、その先生は自宅にて絶対安静療養中で現在も体中が痛む辛い日々を送っていらっしゃいます。一日も早く先生ご自身も関係する皆さんも安心出来る日が来ることを願っております。

さて、私の「人生初の胃カメラ」は私にとっては大変な体験でした。血液検査や血圧検査ですら心配性のあまり気分が悪くなり、最悪の場合は過呼吸となり、その後車椅子で病院のベッドへ運ばれることだってある私ですから「体内に異物を入れる検査」となれば尚更です。時間を置いて5回程繰り返される鼻から入れる麻酔も、鼻から管を入れる検査も苦しかったですが、その度「脚本家先生の苦しみと比べればこんな事何でもないではないか!」と自分の情けなさに恥ずかしくもありましたが耐えることができました。

11月の終わりにお見舞いに伺った脚本家先生の病室で
「良くなったら神楽坂のお寿司屋さんへご一緒しましょう。」 
と約束しました。
私はその実現をとてもとても楽しみにしているのです。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2016年1月5日火曜日

明けまして、太りまして。



神戸港の初日の出
「ラ・スイート神戸ハーバーランド」のお節
「本神戸肉森谷商店」の神戸ビーフ(サーロイン)
ホテルオープン記念で「神戸みなと温泉 蓮」のズワイガニは食べ放題。クオリティー高し。
神戸を離れ、大好きな京都へ移動。真っ直ぐ「たん熊北店」本店へ。
蕪蒸しには若狭ぐじが隠れています

たん熊北店は夏休みに来たばかりですが、冬休みは一段といいなあ。  
お正月は器の意匠を特に楽しめますよね。日本料理って素敵だなあ。

お正月休みには美味しいものを随分といただきました。
写真以外に本高砂屋の焼きたて金つば、トアロードのスモークサーモン、ポールボキューズのローストビーフ、南京町のジャンクな北京ダック、中村藤吉のまるとパフェ、澤屋のあわもち、鯖寿司・・・

えっ、体重ですか?
流石に体重維持は無理でした。
ダイエットは明日から。
はい、間違いなく確実に。
大丈夫です。立派にやり遂げてみせますから。
いつもそう言っているって?

今年も美味しいものとの出会いがありますように。
皆さまにとっても素晴らしい一年でありますように。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光