2009年12月25日金曜日

ビーフシチューとゼリー寄せ

今夜はクリスマス。我が家ではご馳走第二夜です。自家製の料理やお菓子が並びました。

筋肉を煮込んだビーフシチュー。市販のシチューの素は使っていません。
野菜のゼリー寄せ。ベビーコーンの断面が花のようで可愛らしくできました。
清里マチスのチーズケーキ。パッケージから中身までカマンベールチーズのような姿が楽しい。味は真面目。

自家製の生チョコ。形は悪いが味は◎。
清里マチスといえば、以前いただいたこの黄金ロールもご紹介しましょう。まずは色が良いです。オレンジがかったスポンジに驚きます。クリームは生乳の香り高く、スポンジは卵黄の風味が濃厚。これだけ焼きこんでいる(焼き色が強く、表面が硬いです。)ロールケーキは珍しいと思います。清里マチスは最高品質の材料の持ち味をそのまま活かしたお菓子を作っていますよね。沖縄の手作りの塩のような印象。真面目に作ってます。味は自家製のお菓子といった感じで、安心感があります。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年12月9日水曜日

銀座のクリスマスイルミネーション



 この銀座のクリスマスイルミネーションは、フランスのタイヤメーカーが三ツ星に格付けしたレストランのものです。そもそもタイヤメーカーがグルメガイドを作ったのは、自動車による旅行を活性化してタイヤをより消費してもらうためだった訳ですが、日本では飲酒運転など許してもらえないのです。このレストランへ自ら運転した車で乗り付ける人など皆無だろうなあと思います。こちらへ食事に出かけたのはミシュラン東京など無かった頃、8年ほど前でしょうか。店内の螺旋階段を非常に緊張して上ったのを憶えています。それから、知り合いの方がソムリエのN氏に連絡してくださったおかげで大変貴重な貴腐ワインをいただけたことを想い出します。料理にお酒はかかせません。

 (そういえば、青山に 『中華料理と美味しいお酒 絲綢路』シルクロードという中華料理店があるのですが、立派なワインセラーを構えておりピータンとポメリーブリュットを合わせたりできる画期的なお店です。私のおすすめは何と言っても水村料理長のナマコの醤油煮です。是非一度お試しあれ。)

 さて、銀座の三ツ星レストランの料理の味も素晴らしかったのですが、ある日こちらのシェフであったJ.B.氏がお母様の思い出の料理をNHKで紹介したのです。いかにも美味しそうで早速やってみたのですが、これが実に美味しかったのです。多少私のアレンジも加わっているかもしれませんが、、、。鶏一羽を白ワインに漬け込む。翌日取り出して水気を拭き取ったら塩とバターをたっぷり塗る。ルクルーゼに皮付きジャガイモをごろごろいれて、件の鶏一羽をどかっと載せたらフレッシュハーブを乗せてオーブンへ。フランス料理でも、自宅で食べるのなら、結局、こんな豪快な料理が好きです。皮や軟骨、内臓など、いろいろな部分を切り分けながら様々な味を楽しみます。特にソリレスは格別。後は白ワインと焼きたてのバゲット、冷たいバターがあれば!

 今回ご紹介のレストランですが、残念ながら現在はシェフは別の方に変わってしまっております。

本日の体重、57.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年11月21日土曜日

アテスウェイのロールケーキ

 新型インフルエンザ!教室の半数の生徒がお休みする状況の中、ついに比較的丈夫なうちの息子も3日前に感染してしまいました。 「これを食べて元気になれ!」ということで、アテスウェイへケーキを買いに急ぎました。開店と同時に到着しましたが、奥のガラスケースの色とりどりのケーキの前にはすでに人だかりが出来ていました。そのさらに奥、一番突き当たりの焼き菓子のケースには普段なかなか見ることの無いガトー・ド・ボイアージュ・オ・ショコラがありました。この菓子でここの川村シェフはクープドフランスでの優勝を決めたのですが、今日の狙いは色とりどりのガトーでも栄光の焼き菓子でもありません。迷わずシンプルなロールケーキを買い求めました。和栗と黒砂糖のロールケーキも同じ価格なのでこちらを買ってしまいそうなのですが、ここで選択を誤ってはいけません。スポンジが違うからです。

 このシンプルなロールケーキは超おすすめです。(私のブログは滅多に褒めることがないのですが、本日は褒めますよ~。)しっとりしているのはシロップのせいではありません。生地そのものが違うのです。ぷにゅぷにゅしています。何に喩えるか?広尾のル・スフレには喩えませんよ。それじゃあ、ありきたりでしょう。そう、これは銀座久兵衛の玉子です。すきやばし次郎のではありませんよ。次郎のはサバランですからね。さて、このロールケーキ、カットは300円。ホールは1,600円。どちらにするか悩むところですが、家族3人で一本を大きく切り分けて3分の1ずつ食べたいと思って、本日もホールを購入しました。でも、いざナイフを入れようと思うと2回に分けて食べようと思ってしまうんですよね。で、6分の1ずつ食べました。ケチだからじゃありませんよ。このロールケーキが美味しすぎるからなのです。「一回でおしまい」じゃもったいないと思えるほどね。おかげで、時々バニラの粒のプチプチ感と香りも楽しめるぷにゅぷにゅの生地、たっぷりのシャンティだけでなく、最後の楽しみ、中心のバニラビーンズたっぷりのカスタードクリーム、これらの至福を、明日も堪能できるじゃないですか。

 昨夜39度9分まで上がった息子の熱は、本日夕方に平熱近辺まで下がりました。これで大丈夫でしょう。


 本日の体重、56.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年11月15日日曜日

Tホテルのバイキング


七五三で明治神宮へ。息子は、記念でいただいた金メダルと画用紙と色鉛筆と定規に大満足でした。その後、明治神宮の駐車場でお着替えして(いえいえ、うちだけでなく、皆さんボンネットの上で裸になってお着替えなさったりしてましたよ。)皇居を望む今年120周年を迎えるTホテルへバイキングの昼食をいただきに向いました。こちらのホテルは日本ではじめてバイキングという食のスタイルを確立したのだそうです。さて、いかがなりますでしょうか。

息子は「バイキング型式の食事」が大好きなのです。自分で料理を取れますし、好きなものだけ食べられるんですから。しかし、大したものは取ってきません。大人はついローストビーフなど値が張りそうなものを選んでしまうのですが、息子のチョイスはスモークサーモン、マリネのタコ、パン、バター、パスタ、カクテルグラスに入ったゼリー。一番美味しかったものを尋ねると3つも平らげた「蜂蜜レモン味のゼリー」との事。息子は「フォーシーズンズの方が良かった」と申しておりました。まあ、私も同感です。Tホテルのバイキングはデパートの共同食堂のような雰囲気ですし、特に記憶に残る味は無く、ローストビーフを取分けるシェフの不機嫌そうな表情だけが印象的でした。メインとして位置づけられるであろうこのローストビーフの肉はフィレというにもかかわらずランプのようですし、ソースにはマデラの香りなど全く無く、いまいちでした。
ただ、Tホテル一階のショップで、同行の義母にお土産のリストウォッチを買うことができ、とても喜んでもらえたのは収穫でした。しかも、この時計、2100円と格安だったのです。 (価格については義母もご存知です。はい。)

本日の体重、56.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年11月2日月曜日

多摩湖一周の冒険

本日は早起きをして多摩湖一周に挑戦しました。
多摩湖の周りの道には結構アップダウンがあるんですよ。
そうか、埼玉県まで来たんだ、、、。 下り坂でスピード出しすぎて、おっとっと、、、。ペダルから足をはずすと危ないよ!


やりました!一周できました。出発してからここまで4時間。

帰りはお気に入りの『丸亀製麺』へ。
うどんを結んで遊んではいけません。
帰りも4時間かかりました。

良くがんばったね!

おまけの動画は息子が撮影した「5歳向けの手品、空飛ぶミカン」です。

本日の体重、56.5キロ。いけません。最近、増えてます。
オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光


2009年10月24日土曜日

息子の運動会



今日は運動会でした。妻は張り切って息子の希望通りのお弁当を作りました。(2時間かかりました。)

息子は駆けっこが得意です。今回で、パン食い競争4年連続一等賞です!・・・とは申しましても最近の教育機関では順位をつけません。「皆さん頑張りましたね。」となります。実は、今年、息子が頑張ったのには訳がありました。頑張って走れたら、母親からは24本セットの色鉛筆のプレゼントを、父親からはファミレスのキッズハンバーグをご馳走してもらえるのですから。去年までは交換条件なんてなかったのですけれどね~。というわけで、今晩はジェイズガーデンでの夕食となりました。私はここのドリンクバーがお気に入りで、必ずキャラメルストロベリーフレーバーティーのリーフにスチームホットミルクだけを注ぎ、そこへスティックシュガーを2本入れた「甘ーいロイヤルミルクティー」をいただきます。今晩もごちそうさまでした。


本日の体重、55.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年10月19日月曜日

こんにゃく

週末を奥多摩の貸しバンガローで過ごした。遅ればせながら、これが我が家の夏休みだ。五日市から奥多摩にかけての地域は、私が学生時代から自転車やバイクで何度も通っているので、お気に入りの店がある。地元の農家のおばちゃんがやっている小屋で、山の芋やらきのこやら味噌やら山椒の実を煮たものなんかを売っているのだが、特にここの蒟蒻は本当に美味しい。蒟蒻芋と水酸化カルシウムのみでつくられた蒟蒻はこのおばちゃんの本当の手作りだから、スーパーで売られている類の蒟蒻(試しにあなたが普段買っている蒟蒻の原材料を見てほしい。)とは全くの別物なのだ。ここでの買い物の後、近くの沢で天然のワサビを引っこ抜いて行くのがお決まりのコースだ。このおばちゃんの蒟蒻は再度火を通すことはせず、生のまま刺身包丁で薄くそぎ切りにして食べるのが一番だ。砂糖で照りてりになった甘味噌か、件のワサビ醤油が旨い。つるつる、ぷるぷる、しこしこ!山河豚とはよく言ったものだ。
バンガローでは行きに買い込んだ大きなナメコと山で摘んだ三つ葉の味噌汁、サツマイモと山で拾った栗を炊き込んだ飯、家ですったリンゴ中心のタレに漬けていった羊の肉なんかを焼いて食べた。ビールとシャルドネに酔う。時々鋭い雄鹿の声が山に反響する。またたく星。もっと寒くなってからストーブの火を眺めながらの夜もまた楽しいかもしれない。息子は目を輝かせながら「普通の星とウルトラの星を見分ける方法」を私に教えてくれた。それから一つの星を指差し、あれがウルトラの星だとも。目が悪くなってその星が良く見えない自分も、ウルトラの星なんか本当は無いのだと思ってしまう自分も嫌だけれど、元気で素直な息子は最高なのだ。


本日の体重、55.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年10月13日火曜日

ここにも外食不況の波が。

本日は私の45回目の誕生日だった。今日このことを憶えていてくれた唯一の人が、それは私の妻なのであるが、レストランでお祝いをしてくれた。かねてからこのレストランのアールヌーボーの内装に興味があったものの、両親から「あのレストランは食事をしているすぐ脇に何人もの従業員が立ってこちらが見張られているようで嫌だった。」と聞かされていたので行ったことがなかったのだ。ここはマリアカラスやアリストテレスオナシスやロスチャイルドの直筆の書面が飾られているような由緒ある場所なのであるが、ここにも外食不況の波がやってきているのを見た。というよりも、波にさらわれた後の廃墟を見るような気分であった。オープン直後に到着し、本日最初の客として席に案内された我々がゆっくりと食事を終えるまで、次の客は一組たりとも来なかったのである。つまり、食事中は実質的にこのレストランを貸し切り状態であったのだ。私たちはあまりの客の少なさにレストランの食材の新鮮さを疑い、「おなかを壊さないだろうか。」と冗談半分に話をしたのだが、実は私は本当に心配していたのである。こういうこころもちで口に運ぶものを、たとえそれがグルメ垂涎の珍味であったとしても、美味しいと感じるのは非常に難しいものである。あなたはオマールの冷製を「どうか当たりませんように。」と半ば祈りながら飲み込んだことがあるだろうか?無論、妻には大変感謝しているのだけれど。

このレストランがこうなってしまったのには理由がある。私は、従業員、トイレ、卓上の花、グラス、メニュー、料理の盛られた皿を見て理解した。
私は、レストランのオーナーと話がしたい。
「お客を満足させなさい。あなたのレストランを誰かに薦めたい気持ちにさせるまでは、決してその客を帰してはいけない。」と。
そして、そのために何をすべきかを私は知っている。
本日の体重、55.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年9月21日月曜日

フォーシーズンズホテル




本日は私たちの結婚記念日。7年前に披露宴でお世話になったフォーシーズンズホテル・トーキョー・アット・チンザンソウへランチに行きました。2ヶ月前に5歳になったばかりの息子がホテル内を走り回りたがるので、それを静止するのに大変疲れました。まだ無理だったかな。ブッフェ形式だったので、息子は余計に興奮して何度プレートを取りに行ったか…、それも走って。お恥ずかしい。そして、居合わせた皆様、「ごめんなさい。」息子は生ハム、スモークサーモン、ブドウ、イチゴ、メロン、ミルクティーが美味しかったとのこと。私たち夫婦も実は欲張って何度も行ったり来たりしてしまいましたが、特に美味しかったのは、見るからに長期熟成させたであろうプロシュート、大きく塊で戴いたパルミジャーノレジャーノ、マッシュルームとズッキーニの利いた牛肉の赤ワイン煮、コムハニーとナッツをトッピングして食べたブリーチーズやダナブルーです。御馳走様でした。
食べ過ぎだと反省し、夕食は切干大根と昆布と人参とミョウガの和風サラダ、キュウリとキャベツの浅漬け、ロザリオビアンコ、ピオーネだけで済ませました。
本日の体重、55.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年7月19日日曜日

青い卵のフレンチトースト




本日の朝食はフレンチトースト。






ほんのり青い卵はアローカナの卵です。







卵液はアローカナの卵、牛乳、タヒチバニラ、砂糖。食パンは昨晩から漬け込んでおきました。







仕上げに使うシロップは、ピエールエルメのレシピで作ったオレンジピールを煮た残りのシロップをアレンジします。
右が市販のオレンジピール、左が自家製のオレンジピールです。
右がスルメイカのアタリメを七輪で炙ったものとすれば、左は何日か熟成させたねっとりとした墨烏賊のお造りといった風な違いがあります。
お試しあれ。

シロップの材料は無農薬の夏ミカンの皮(5ミリぐらい果肉を残す)、水、砂糖、八角、バニラ、黒コショウ。これに少しのブランデーと水を加えて、焼きあがった頃、フレンチトーストにジュジューっとからめます。フライパンについたバターと焦げた砂糖が溶けだして美味しくなるのです。イメージしたのはクレープシュゼットです。


キャラメリゼは料理の香りづけには大変重要なものです。
ブームの真っただ中、あの有名な生キャラメルを頂いて食べる機会がありました。
なるほどこれはどこにもない味だと思いました。
おそらく、アンリ・ルルーに食べさせたとしたら
「これはキャラメルではありません。」と言われるでしょう。
どこにもないのは、それがキャラメルではなく、これはキャラメルですといって売り出すには相応しいものではないからでしょう。

私もキャラメルのようなものをたまに作ります。
牛乳とバターと砂糖と水あめを煮詰めてゆけばそれ風のものができます。
自分で作るといかにも栄養たっぷりの「キャラメルもどき」が簡単に出来ますよ。

しかも、有名な生キャラメルよりもずっと深い味わいと香りがあるのです。
「一粒何百メートル」というコピーを付けたくなる食べ応えです。
これ、うちの息子も大好きです。

本日の体重、57.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年6月28日日曜日

チョコレートのお話

頂き物のパリ土産のJ.P.Eのショコラが減ってきた。そりゃ食べれば減るのが当然なのだけれど寂しい。宝石箱のようだったケースが冴えない落ちこぼれ達のたまり場に見えてくる。ぼんやり箱を見ながら、そう言えば、、、よくあるショコラの外観とフレーバーを説明したリーフレットが無いことに気づいた。もしかしたら、パリの人々はどんな味かを楽しみに思いながらショコラを口に運ぶのかもしれないなあ。それって余裕があって素敵だなあ。だっていつだって次があるっていうことでしょう?「あ、この味は驚きがあるけれど私の好みじゃないなあ。こんなのもありね。でも、いくつでも食べれるわけだし、まあいいじゃない?次が楽しみ。」ということでしょう?私などは新宿のJ.P.Eのショップで家族にたった一つずつだけ買い求めたことすらある。一人一つしか買えないのだから選ぶ方もそれは必死だ。それで説明書を端から端までひとつひとつ読んでいくことになる。あのよくある写真入りのリーフレットは日本だけのものなのかも知れない。だとすると日本人って余裕がないよなあ。でもパリの貴婦人の余裕と大らかさがない代わりに、繊細さと必死さとどんなに小さな失敗をも成功に導くものとする勤勉さがあるのかもしれない。パリでソニーは生まれなかったのである。

私はチョコレートに嵌まったことがある。チョコレートにはチョコレート会社があり、ショコラティエがあり、クーベルチュールメーカーがあり、カカオの産地があり、カカオの木の品種がある。こだわり方の純度と順序のはなしだ。つまり、こういうことだ。チョコレートにはまるとまずは、ハーシーだ、リンツだ、ゴディバだ等々というところから始まる。次にテオブロマだ、ピエールマルコリーニだ、ジャンポールエヴァンだ、等々ということになる。次はヴァローナだ、カカオバリーだ、オペラだ、等々ということになる。その次はエクアドルだ、マダガスカルだ、ヴェネズエラだ、ということになり、最後は、フォラステロ種だ、トリニタリオ種だ、クリオロ種だという話になる。ここまでチョコレートにどっぷりはまった私は、繰り返す嘔吐と頭痛で医者にかかり、チョコレートの食べ比べやお菓子作りは今のあなたにとって最悪の趣味ですからすぐにやめなさいと言われるまでになった。ドクターストップである。我ながらよく食べた。そして、暫くは体が受け付けなかった。

ここまでいろいろ食べ比べた私が現在一番おすすめするチョコレートを発表しようと思う。そのチョコレートの食感の軽やかさと楽しさ、まろやかな口どけ、なめらかさを私は大変評価し気に入っている。大変良く出来たそのチョコレートとは、ロッテの一粒まるごとマカダミアチョコレート12粒入りだ。コンビニで買えるこんなチョコレートを馬鹿にしている人もいらっしゃることであろう。たしかに高価なショコラ特有のクリオロ種カカオ由来の酸味は全くないし、マカデミアナッツはショコラティエが積極的に取り上げる素材ではない。しかし、ジャン・ポール・エヴァンのショコラをたった今食べた私が何の疑いもなくこう書いているのである。


白馬の王子様は息子のために作ったレゴ。
本日の体重59.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年6月11日木曜日

フランス土産の大きなマカロンとクッキー

今晩の食後は義母のフランス土産の大きなマカロン。
直径はちょうど7センチ。ラデュレです。このサイズは日本では売ってないと思います。家にあったラデュレの空き箱の内寸が5センチでした。面積は半径の二乗に比例しますので、間違いなく大きいです。
うわっ、息子が持つと、まるでクオーターパウンダーです。


どら焼きにも見えますね。
食べた感想ですが、まず大きすぎてありがたみが感じられません。それから大きな声では言えませんが、私はラデュレのごそごそした食感が実は苦手でして、まあ、これは大きさには関係ないのですが。
同じディレクターですが不思議とピエールエルメのマカロンにはこの感じがあまりないんですよね。この荒いアーモンドプードルの食感は、ほら、よくあるココナッツ入りのお菓子のあの食感を思い出させます。あれも私は苦手なのです。同じマカロンならセバスチャンブイエのほうが好きかも知れません。いずれにせよ、この感動の薄れの原因はマカロンの食べ過ぎかも知れません。
また、サンドされた中身によってマカロンの印象って変わりますよね。私の好みはジャム、キャラメル、ショコラです。バタークリームは違うんですよね。マカロンのビスケット(正式名称不明)が「サンドされた中身」の影響を受けて「しっとり・ねっとり」と変化したものが好きなのです。それでいて表面はクリスピーでなければいけません。セバスチャンブイエのラズベリーマカロンと、ピエールエルメのキャラメルマカロンを食べてみてください。これが私の好きなマカロンです。私の言わんとするところをご理解いただけるはずです。

さて、ここで問題です。このクッキーの型押し。何のデザインかお分かりですか?なんか三角形が見えますよね。














正解はこちら。モンサンミッシェルでした!
本日の体重、59.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年5月23日土曜日

四つ葉のクローバー

5月16日に、IHI跡地近くの公園で息子と頑張って見つけた四つ葉のクローバー。膨大な量の葉っぱを分けわけ必死に探しました。鉢植えにしましたが強風にあおられて枝が折れてしまいました。押し花にして現在は壁飾りの一部になっています。


早朝の多摩湖自転車道路ジョギングの際に、休憩を兼ねてストレッチをしていて何気なく道端を眺めていたら、この四つ葉のクローバーが真っ先に目に飛び込んできました。私の目の前に一番目立つようににょっきりと伸びていました。青い鳥のお話のようでもあります。今回も鉢植えにしてみました。上手に根付くでしょうか?
今日の体重、60.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年5月16日土曜日

ユリの木の蜜の味

ユリの木の花の蜜の量は最大級なのだというお話を初めて聞いたのは5月9日。その時見た時には気がつかなかったのだが、一週間後の今日、小金井公園の満開のユリの木の花を観察すると、これが凄かった。確かにすごい蜜の量だ。花びらの内側のオレンジ色の部分から滲み出た蜜が玉のようになっている。
この写真はもっと凄い。お分かりだろうか、一番下の花びらに蜜がたまっている。えっ、こんなに?という量だ。他にも花の蜜の池で溺れて動けなくなっている昆虫も見つけたし、花のしたにある葉っぱはことごとくべたべたになっていた。多くの花を観察すると若い花の蜜は無色透明だが、時間が経過して、しおれ始めた花の蜜は薄く琥珀がかった色だ。
さっそく味見をしてみる。まずは無色透明の蜜。甘い。美味しい。とろりとしていて、青っぽいハーブの匂いがかすかにする。この香りを例えるなら菊の花のおしたしの香りだな。そうだ。リヴァークレストの白ワインにも同じエッセンスがあるな。琥珀がかった色の蜜の方にはわずかにメープルシロップのような香ばしさがある。花によっては蜜が乾燥して白く砂糖のようになっているのもあった。これはじゃりじゃりとした食感で、さっぱりとした甘さ。いくつかの花を採って蜜を舐めていたら、4歳の息子に
「せっかく咲いてるのに花を取ったら可哀そうだよ。」と指摘されてしまった。
「ああ、そうだね。じゃ、あっちの『わんぱく山』へ行こう。約束だったよね。」
 今宵の食後は、鶴屋吉信の紫陽と水牡丹。本日お茶会へ行った妻のお土産でした。息子は水牡丹の周りの衣を剥がして全部食べた後で、中の餡を牛乳に浸して口に運び、あまりのうまさに身もだえしていた。そんな食べ方も家でなら許されるのである。
 本日、四つ葉のクローバーを発見!家へ持ち帰り、鉢植えにした。しっかりと根付いたら嬉しいのだけれど。

今日の体重、60.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光