2009年12月9日水曜日

銀座のクリスマスイルミネーション



 この銀座のクリスマスイルミネーションは、フランスのタイヤメーカーが三ツ星に格付けしたレストランのものです。そもそもタイヤメーカーがグルメガイドを作ったのは、自動車による旅行を活性化してタイヤをより消費してもらうためだった訳ですが、日本では飲酒運転など許してもらえないのです。このレストランへ自ら運転した車で乗り付ける人など皆無だろうなあと思います。こちらへ食事に出かけたのはミシュラン東京など無かった頃、8年ほど前でしょうか。店内の螺旋階段を非常に緊張して上ったのを憶えています。それから、知り合いの方がソムリエのN氏に連絡してくださったおかげで大変貴重な貴腐ワインをいただけたことを想い出します。料理にお酒はかかせません。

 (そういえば、青山に 『中華料理と美味しいお酒 絲綢路』シルクロードという中華料理店があるのですが、立派なワインセラーを構えておりピータンとポメリーブリュットを合わせたりできる画期的なお店です。私のおすすめは何と言っても水村料理長のナマコの醤油煮です。是非一度お試しあれ。)

 さて、銀座の三ツ星レストランの料理の味も素晴らしかったのですが、ある日こちらのシェフであったJ.B.氏がお母様の思い出の料理をNHKで紹介したのです。いかにも美味しそうで早速やってみたのですが、これが実に美味しかったのです。多少私のアレンジも加わっているかもしれませんが、、、。鶏一羽を白ワインに漬け込む。翌日取り出して水気を拭き取ったら塩とバターをたっぷり塗る。ルクルーゼに皮付きジャガイモをごろごろいれて、件の鶏一羽をどかっと載せたらフレッシュハーブを乗せてオーブンへ。フランス料理でも、自宅で食べるのなら、結局、こんな豪快な料理が好きです。皮や軟骨、内臓など、いろいろな部分を切り分けながら様々な味を楽しみます。特にソリレスは格別。後は白ワインと焼きたてのバゲット、冷たいバターがあれば!

 今回ご紹介のレストランですが、残念ながら現在はシェフは別の方に変わってしまっております。

本日の体重、57.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光