この写真はもっと凄い。お分かりだろうか、一番下の花びらに蜜がたまっている。えっ、こんなに?という量だ。他にも花の蜜の池で溺れて動けなくなっている昆虫も見つけたし、花のしたにある葉っぱはことごとくべたべたになっていた。多くの花を観察すると若い花の蜜は無色透明だが、時間が経過して、しおれ始めた花の蜜は薄く琥珀がかった色だ。
さっそく味見をしてみる。まずは無色透明の蜜。甘い。美味しい。とろりとしていて、青っぽいハーブの匂いがかすかにする。この香りを例えるなら菊の花のおしたしの香りだな。そうだ。リヴァークレストの白ワインにも同じエッセンスがあるな。琥珀がかった色の蜜の方にはわずかにメープルシロップのような香ばしさがある。花によっては蜜が乾燥して白く砂糖のようになっているのもあった。これはじゃりじゃりとした食感で、さっぱりとした甘さ。いくつかの花を採って蜜を舐めていたら、4歳の息子に
「せっかく咲いてるのに花を取ったら可哀そうだよ。」と指摘されてしまった。
「ああ、そうだね。じゃ、あっちの『わんぱく山』へ行こう。約束だったよね。」
今宵の食後は、鶴屋吉信の紫陽と水牡丹。本日お茶会へ行った妻のお土産でした。息子は水牡丹の周りの衣を剥がして全部食べた後で、中の餡を牛乳に浸して口に運び、あまりのうまさに身もだえしていた。そんな食べ方も家でなら許されるのである。
本日、四つ葉のクローバーを発見!家へ持ち帰り、鉢植えにした。しっかりと根付いたら嬉しいのだけれど。
今日の体重、60.5キロ。
オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光