2018年9月16日日曜日

カカオそのものの味







 『そのまんまカカオ(世界のきのみ)』というカカオ豆を発酵・乾燥・ローストしただけの商品を見つけました。チョコレートの材料のカカオ豆そのものが味わえます。豆によって苦いもの、渋いもの、酸味が立つものなど、味わいも様々なことも分かります。まあ、中にはハズレだってあります。これらを選別し、皮と胚芽を取り砕けばカカオニブ(胚乳)になります。そのまんまカカオを手にするまではこの「砕く」というのが良く分からなかったのですが、皮を取り除くと力をほとんど加えなくても自然と立体パズルが崩れるようにバラバラになるんです。皮を取らなくても食べられるとのことですが、私は皮をとって崩れないようにその形のまま(ちょっと虫っぽいと毎回感じながら)いただいています。一粒でも複雑な味があって、甘くなく、それに健康にも良さそうなのでお勧めですよ。

この写真ではカカオ豆そのままのものとそれにカカオ72%のチョコレートを薄がけしたものを盛り付けてあります。このGorhamの器は母方の祖父がフィリピンの大統領との会食時にお土産に頂いたものだそうです。器は銀メッキですから価値の高いものではありません。     

私はこの形で食べてます。右のカカオシェルも食物繊維なんですが。

ちょっと力を加えるとナイフなどを使わなくてもこんな風にバラバラになります。これがカカオニブのあの不思議な形なんですね。


カカオ豆に含まれる健康成分 まとめ

・ カカオポリフェノール
老化の原因となる゛活性酸素“を除去する抗酸化作用、動脈硬化などの生活習慣病の予防、脳細胞を増やし、学習能力の低下やうつ病やアルツハイマー型認知症を防ぐために必要とされるBDNFの増加が認められているそうです。

 ・テオブロミン
神経を落ち着かせストレスを緩和、満足感や幸福感を与える作用
があるそうです。




オフィスプロモ(株)代表取締役 古荘洋光